佐倉マナーハウス取材シリーズ、最終回はイギリスのうつわの歴史を感じるお話をお届けいたします。
※写真撮影の際のみ、マスクを外しております。
【前回までの記事はこちらから】
イギリスはティー文化の影響が大きく、茶器に対する思い入れも強いため、昔から多くの陶器工場がありました。その作り方は磁器の材料不足の際はボーンチャイナを作るようになるなど、時代に応じて変化し続けています。変化の一方で、伝統的な作り方を続けているブランドもあり、変わらず良いうつわに出会えることが多いというのも、イギリスのうつわの魅力のひとつです。
佐倉マナーハウスでも、取り扱うブランドは「伝統的な作り方をしているブランド」にこだわって選定されています。
アンティークは、そのうつわ、ブランドがどのような変遷をたどってきたのかを知ることができます。例えば、こちらのシュガーボウル。
左側が古いもの、右側に新しい時代ものを並べました。
かつての貴族は、来客に対し、シュガーボウルに山盛りの砂糖を出してテーブルにのせることがおもてなしの一環でした。しかし、使い勝手を考えると大きすぎるのもまた事実。そのため、時を経るに従い、段々と小さいサイズのものがメインになっていったそうです。
こうしてうつわの歴史背景まで感じられると、その時代にタイムスリップしたようでワクワクしませんか?新旧様々なうつわとの出会い…さあ、11月にはどんな出会いが待っているのでしょう?乞うご期待ください!
出張マニア区は今回で最終回となりますが、11月のPOP UPに向けて、さらに事前情報を発信予定です。引き続きお楽しみに!
一見おしゃれな棚に見える舟形の棚。もしかして本物…?と思い伺ってみると、何とこちらはアンティークの舟を作り変えたそうです。舟も好きなのでときめいてしまいました。棚にまでこだわりがつまっています!
※掲載情報、画像は9月21日(水)時点のものになります。在庫状況等は変動しておりますのであらかじめご了承ください。
【British TeaTime Fair~Burleigh(バーレイ)・英国雑貨~】
■日程:11月2日(水)〜15日(火)
■会場:西武池袋本店 4階(中央A7)=イベントスペースNEWS
※最終日11月15日(火)は、当会場のみ午後6時にて閉場いたします。