マニア区は10月8日で1周年!いつも投稿やあたたかいコメントをいただき、ありがとうございます。2年目を迎えるにあたって皆さんにより楽しい情報をお届けすべく、うつわ区の皆さんでお好きな方が多い、「イギリスのうつわ」や「ティータイムのうつわ」にまつわる場所へ取材に行ってきました!
今回私がお邪魔してきたのは、千葉県にある「佐倉マナーハウス」。りんとんずさんも毎回楽しみにしていただいているPOP UP SHOPも、11月に再び開催予定になっています。
イギリス好き、ティータイム好きの皆さん必見の情報が盛りだくさん!【前編】【中編】【後編】の全3回でお届けいたします。
今回ご案内いただいたのは、佐倉マナーハウスを運営しているタスマンインターナショナルの岩谷さんです。ショップを邸宅のような外観にすることになったのは、「日常に近く、誰でも気軽に入れるような雰囲気にしたい」との思いがあったから。 私はひとめ見た途端、大好きなイギリスの地に再び訪れることができたかのような錯覚を感じました。イギリスの田舎町の生活を感じるような、そんなゆったりとした空気に満ちている場所です。
まずはこの素晴らしい外観をご覧ください!
外観も全て、イギリスから運んできたアンティーク資材で作られています!150年前のレンガ、130年前の教会の床材…見るもの全てに歴史が刻まれています。
建物の左側の白い部分のティールームは初めからあったわけではなく、コンサバトリールームという、イギリスのサンルームの様式で増設されました。家具も多く取り扱っているため、座ってじっくり選んでいただくためにティールームの増設を決めたそうです。ティールームで使う椅子も、テーブルも全てアンティーク!バーレイの美しいうつわたちも、ティールームで使うことができます。
「アンティークやうつわだけでなく、コアなファンのお客さまにもご満足いただけるよう、食にもこだわっていきたいと考えました。」と岩谷さん。こぶしくらいの大きさのスコーンは、特に人気があるといいます。
スコーンのお供の定番、クロテッドクリームを添えているほか、特徴的なのがジャムはマーマレードを使用していること。定番はイチゴジャムですが、世界最大のマーマレードコンテストも開催している「ダルメイン」のマーマレードを日本で初めて販売することになったのをきっかけに、ティールームのスコーンに使用するようになりました。
合わせる紅茶も常に同じ濃さで楽しめるよう、ポットで作ってから移し替えるなど、細やかな工夫により、滞在中は目にするもの、味わうもの全てからイギリスの空気感を堪能できます。うつわの良さを味わい尽くすためには、「食」も欠かせない要素なのだと、お話を伺いながら改めて感じました。
次回の【中編~アンティークへの第一歩~】に続きます!
建物のすぐ脇に立っている2本の木。コンサバトリールーム増設の際、木の手前までにしようという意見もありましたが、「広く使おう」という社長のひと声で、木を取り込んだ形での建設が決まったんだとか。そのひと声があったおかげで、お客さまが広々とくつろげる空間が作られました。
※掲載情報、画像は9月21日(水)時点のものになります。在庫状況等は変動しておりますのであらかじめご了承ください。