廣田社長への質問募集企画、回答編をお届けいたします。
Q. 江戸切子、大正浪漫硝子、昭和レトロを思わせる雪の花と、時代の名前がついた素敵なシリーズがお揃いですね。質問ですが、「明治」時代の名前がついたお品はありますか?
鹿鳴館や文明開花のイメージの硝子があったら教えていただけますでしょうか。
A. 弊社の時代背景をシリ-ズ名にした商品としては、大正からになります。
鹿鳴館は、明治16年に日本の外務卿井上馨による欧化政策の一環として建設された西洋館で明治6年に官営の品川硝子製造所ができておりますことから、おそらく国産のガラス食器を鹿鳴館にて使われていたのではないかと推測されます。
明治時代当時の日本人にとって、ガラス食器は西欧を感じる新しい素材として時代をわかせた食器だったのではないでしょうか。
naoさま、ご質問をお寄せいただきありがとうございました!
実は、社員からも質問が来ましたので、廣田社長にご回答いただきました。
Q. あられシリーズやYグラスのように、外側に装飾物がついているうつわは、どのようにつくっているのでしょうか。
A. ガラスは、全て吹いて作られているわけではございません。グラス及びワイングラスはおおむね吹いて製作しております。
お皿や鉢は、型で押して作るプレス成型や金型を回転させて遠心力で作るスピン成型で作られることが多いです。特に外側に装飾や造形が入るガラス食器に関しては、プレス成型で作る方が多くなっています。
ご質問いただいたシリ-ズも、プレス成型で作っております。
Q. ガラスのうつわをお手入れする際、だんだんと曇ってきてしまいます。ガラスの透明度を保つお手入れ方法があれば教えていただきたいです。
A. 弊社に限らず多くのガラス食器は、食洗機で洗わないで手洗いで洗った方がいいです。
ガラス食器を食洗機で洗いますと、目で見えない細かな傷や急激な温度差で破損に恐れがございます。従って優しく手洗いで洗っていただく事をおすすめいたします。
汚れが取りにくい場合や曇りがちな場合は、食器用漂白剤を浸していただけましたらきれいになることもありますので、ぜひお試しください。
※実際に行う際は、食器用漂白剤及びうつわの説明書きをご確認のうえお試しください。
いかがでしたか?最後のお手入れ方法は、私も参考にして実践してみたいと思いました!
質問募集は一旦終了いたしますが、何かうつわに関する疑問などがありましたら、私どんぐり、いつでも調査いたします!お気軽にコメント&投稿をお寄せください♪
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