本日2月18日(土)14時から、岩崎 紘昌先生のトークショーが開催されました!
今回は、骨董の魅力満載なトークショーで先生がお話された内容をお届けいたします。
まず先生が手に取ったのが、一組のカップ&ソーサー。昔はソーサーが深皿になっていて、お茶をカップからソーサーに注いで飲んでいたそうです。1800年後期の絵にも実際にその様子が描かれている、と紹介された新聞記事も見せてくださいました。こういったものにまつわるお話が伺えるのも、骨董マーケットの魅力ですね。
「わからないことは、ぜひ聞いてみてください。」と岩崎先生。
「骨董マーケットのように、これだけ多くの業者が一堂に会することは滅多にありません。わからないことをその場で聞けるとても貴重な機会です。」
変わりゆく時代の中で先生が努力されているというのが、骨董マーケットで若い業者を増やしていくこと。「骨董をやってみよう」と思う若者がいる、これがとても大事なことなんだとか。文化を継承させるためには、人の力が必要不可欠になってくるからです。
「ものは、100年でも、150年でも生きる。それを生かすのは人しかいません。」という先生の言葉がとても印象的でした。
「私の仕事は、次の世代に残していくこと。そう思って30年以上続けてきました。皆さんも気に入って手に入れたものは、必ず大事に残していってください。」との呼びかけで、大盛況のトークショーは幕を閉じました。
私は毎回骨董マーケットで、目の前のうつわの美しさに夢中になっていました。しかし今現在、目の前で美しいうつわを堪能できるのは文化を大切に守ろうとした“人”の力があってこそ、というところにも思いを馳せてうつわを見てみようと思います。
いかがでしたでしょうか?時代を超えて生き続けてきたものの数々、ぜひ実際にお手に取ってご覧ください!
2月21日(火)にも、岩崎先生のトークショーが開催されます。また違った貴重なお話が伺えること間違いなしです✨お時間ある方はぜひ、骨董の魅力を体感しにいらしてくださいね♪
【EVENT】岩崎 紘昌先生トークショー
■会期:2023年2月21日(火)
■時間:午後2時から(約30分)
■会場:西武池袋本店7階(南)=催事場内 特設会場
■定員:15名
■参加費:無料
※トークショーは、定員になり次第受付を終了いたします。
※入場受付開始時間は、午後1時45分からを予定しております。
※状況を鑑みて、予定なく内容を変更、入場制限を行う場合がございます。予めご了承ください。
【暮らしの中の骨董マーケット】
■会期:2023年2月16日(木)~23日(木・祝)
※2月19日(日)は決算棚卸しのため、午後7時までの営業となります。
※最終日2月23日(木・祝)は、当会場のみ午後5時にて閉場いたします。
■会場:西武池袋本店7階(南)=催事場、7階(中央A6~7)=インテリア特設会場