東京国立近代美術館で2022年2月13日(日)まで開催中の、「柳宗悦没後60年記念展 民藝の100年」に行ってきました
「民藝運動」とは、1926年に柳宗悦や河井寛次郎などによって提唱されていた生活文化運動のことを指します。当時、華やかな装飾を施した観賞用作品が主流だった中、無名の職人たちによって作り出された日常生活で使う道具を「民藝」と称し、観賞用作品に劣ることのない美しさがある、と唱えていました。
各地の風土から生まれた民藝のひとつとして、陶磁器も多数展示されています。馴染みのあるブランド名はありませんが、美しいうつわを沢山見られました。また、会場では、実際の作品だけでなく、当時の作陶の様子も写真や映像で見ることができます。
展覧会に行ったあと、旅先のお土産屋さんで買った下の写真のお猪口もある意味、民藝の一種なのでは、と思って眺めていました。今回初めて「民藝」という考え方に触れる機会を得たので、日常に密接した「美しいもの」に目を留めながら生活してみようと思います。
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