今回は「小左衛門」醸造元、中島醸造の中野さんにインタビューをいたしました。中島醸造の取り組みや、中野さんおすすめの一本などをご紹介します。
海外38ヵ国へお酒を紹介
我々は1702年に、中島家の二代目「中島小左衛門」酒造業を開始いたしました。2002年に「小左衛門」ブランドを立ち上げ、現在に至ります。2007年には海外への輸出を開始し、現在は38ヵ国へお酒をご紹介しています。昨年は清酒市場として未開発であったトルコに、初めて日本酒の輸出を開始しました。トルコはアルコールの輸入規制が厳格のため時間はかかりましたが、多くの支援をいただき輸出ができることになりました。他にも中国の越境ECに着手したり、南アフリカへの輸出も開始しました。
おすすめの一本は「旨くて、軽い」
私のおすすめの一本は「小左衛門 特別純米信濃美山錦」です。こちらの特徴をひとことで言うと「旨くて、軽い」。旨いだけではなく軽いだけでもない、小左衛門の定番です。仕込み水はミネラル豊富で旨みのある中軟水、地元の屏風山の伏流水を使っています。酒米は美山錦を使い、爽やかな香りとクセのない味わいに仕上げました。幅広い料理と合わせることができ、さまざまな温度帯でお楽しみいただけるので、まさに“オールマイティ”なお酒ですね。
美味しい食事と共に愉しめる美味しいお酒・・・小さな酒蔵ですが、これからも原点を忘れずにこだわりを持って追及していきたいと思っています。美濃の歴史と自然、そして作り手の情熱を感じとって頂けたら幸いです。
38ヵ国にお酒を紹介されているとは驚きでした!「軽くて、旨い」と言われるとついつい飲みたくなってしまいます。皆さまも「小左衛門」を飲まれましたら、コメントや投稿をお寄せください!
11月16日(火)まで 、西武食品館地下1階(中央B7)=スイーツ&ギフト 酒売場におきまして、中島醸造の販売会を開催中です。
※飲酒運転ならびに20歳未満の方の飲酒は、法律により禁じられています。