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2021/10/14

奥多摩の自然から生まれた東京の酒 小澤酒造インタビュー【前編】

自然あふれる奥多摩に蔵を構える

今回は清酒「澤乃井」でおなじみ、小澤酒造の吉崎さんにお話を伺いました。東京にある酒蔵小澤酒造とは、どんな酒蔵なのでしょうか?

透き通った水が流れる

澤乃井の水へのこだわり

私たち小澤酒造では水に最もこだわっており、2か所の井戸からの湧水を使っていることが大きな特徴です。敷地内にある蔵の井戸の水質は中硬水で、主に伝統的な製法である生酛(きもと)づくりに使われます。多摩川の対岸にある山の井戸の水質は軟水です。当初は洗浄水に使っていたのですが、水質が良かったため研究を重ね、現在はこちらの水をメインに使用しています。軟水は発酵がゆっくり進むため管理がしやすく、柔らかな口当たりのお酒に仕上がります。2種類の湧水を仕込み方法に合わせて使い分けることができるのは、大きなメリットですね。どちらの水も「鉄分やマンガンといった不要な成分が少なく、有機物をほとんど含まない」という、仕込水としての要件を、高いレベルで満たしているんです。

澤乃井といえば沢ガニのマーク

きれいな水の象徴「沢ガニ」

小澤酒造のトレードマークである沢ガニは、きれいな水にこだわっている証なんです。春ごろには実際によく見かけますし、私は蔵の井戸でも見かけたことがあるんですよ。日本固有の種類で、英語ではジャパニーズ・フレッシュウォーター・クラブというようです。きれいな水がある場所に生息するということがよくわかる名前ですね。蔵のある御岳渓流は、日本名水100選に選ばれているんです。


後編は、酒蔵のある地域の魅力について触れていきます。お楽しみに!

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