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2021/12/16

日本画の巨匠が愛した酒 醉心山根本店インタビュー

今回は広島の伝統酒「醉心」でおなじみ、醉心山根本店の三輪さんにインタビューをいたしました。醉心山根本店のこだわりや、三輪さんおすすめの一本などを伺いました。


「稀に見る軟水」で仕込まれる

夢枕で命名された「醉心」

醉心山根本店の創業は1860年、古き銘醸地である広島県三原市で唯一の酒蔵です。明治に中期、二代目当主の夢枕に現れた白髪の老人の言により「醉心(よいごころ)」と命名されました。以後有名になるに従い、「醉心(すいしん)」と呼ばれるようになりました。


醉心は日本画の巨匠・横山大観が終生愛飲した酒としても知られています。最盛期には1日に二升三合も嗜んだと言います。伯との繋がりが深かったのは3代目当主の山根薫で出会いは昭和初期、東京の神田にあった出店に大観夫人が頻繁に酒を買いに来られていたようです。興味を持った薫が画伯の自宅に伺い酒造りの話をしたところ、たちまち意気投合して『酒造りも、絵を描くのも芸術だ』と大いに共鳴したと言われています。感動した薫は一生の飲み分を約束し、この約束は昭和1958年に画伯が永眠するまで続きました。

三輪さん企画の渾身の一本

おすすめは自ら企画した一本

私のおすすめは「醉心 陶酔三昧 純米大吟醸」です。実はこちらの商品、デザインも含め私が企画したお酒になります。今までの酔心には無いような、喉越しのきれいさとフルーティな味わいに仕上がっております。ぜひ味も香りも楽しんでいただけたらと思っております。


醉心は硬度14という「稀に見る軟水」を仕込み水とする、独自の「軟水醸造」を行っています。その水は、広島県中央部に聳える鷹ノ巣山の麓で汲み上げる井戸水で、車で片道約1時間を掛けて酒蔵に運んでいます。この酒造りでは発酵がゆったりと進むため、数々の手間を掛けなければなりません。数々の手間を経て育まれる醉心の酒は、キメ細やかでなめらか、そして品の良い余韻のあるものに仕上がります。

醉心を飲んでいただくと、一日の終わりにホッとする「癒しのひと時」を贈ることが出来ると信じております。これからも、「稀に見る軟水」による酒造りに精進いたします。


日本画の巨匠・横山大観が愛したお酒・・・それだけで飲んでみたくなりますね。 皆さまの飲まれた感想など、ぜひ投稿やコメント欄でお待ちしております 。

12月21日(火)まで 、西武食品館地下1階(中央B7)=スイーツ&ギフト 酒売場におきまして、醉心山根本店の販売会を開催中です。

【12月 日本酒・焼酎販売会スケジュールはこちらから】


※飲酒運転ならびに20歳未満の方の飲酒は、法律により禁じられています。


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