今回は新潟県佐渡の地酒「北雪」でおなじみ、北雪酒造の影山さんにインタビューをいたしました。北雪酒造のこだわりや、影山さんおすすめの一本などを伺いました。
最高の一杯への挑戦
北雪酒造は佐渡島にございます。佐渡の米、水、風土、人の古きを重んじる酒造りを大切にし、考えられる可能性には挑戦する蔵で在り続けようと考えています。今日の最高を明日は超えられるよう、酒を愛するすべての人を新たな世界へ誘える一杯を目指し、酒造りに取り組んでおります。
遠心分離機を使った酒造り
その挑戦のひとつが、遠心分離機による酒造りです。遠心分離機は、全国でもおそらく20蔵ほどしか導入されていないと思います。遠心分離で圧力をかけずにもろみから酒を抽出すると、飲み口がやさしくきれいになり、後からしっかりお米の風味を感じられます。通常のしぼりとは違った、吟醸香や味のふくらみをお楽しみいただけます。
おすすめは「遠心分離 生酒」
私のおすすめの一本は「北雪 純米 遠心分離 生酒」です。火入れをしていないので、生のフレッシュさも感じられる一本となっております。通常は遠心分離のお酒を生酒では出さないため、数量限定となりますがぜひ味わっていただきたいですね。
佐渡島は自然豊かな歴史を感じられる場所ですね。北雪は、そんな佐渡の風土と人から生まれたお酒です。晩酌のときでも、人が集まったときでも、佐渡のシーンを思い浮かべながら飲んで頂けると嬉しいです。
もろみをしぼらない「遠心分離機」で抽出されたお酒、聞くだけでも雑味のないきれいな味わいを想像してしまいますね。 皆さまの飲まれた感想なども、ぜひ投稿やコメントでお待ちしています!