今回は「飛良泉」でおなじみ、飛良泉本舗の荘司さんにインタビューをいたしました。酒造りのこだわりや、荘司さんおすすめの一本などを伺いました。
創業は500年以上前
「飛良泉」は1487年の創業で、全国でも3番目に古い酒蔵です。造りは山廃仕込みが主流です。鳥海山系伏流水を仕込み水として酒造りをしています。毎年気候によって米が固かったり柔らかかったりと違いもあり、見えない微生物を相手にしておりますので蔵人たちの和が非常に大切です。コミュニケーションが円滑でないと良い酒は造れません。飲む人たちの気持ちになって日々精進しています。
飛良泉の代表「山廃純米酒」
「飛良泉」といえば、やはり「山廃純米酒」をぜひ一度味わっていただきたいですね。美山錦を60%まで磨き、すっきりとしたふくらみのある味わいが特徴です。山廃仕込みといえば酸味が特徴ですが、食中酒として味わうときは酸味が旨味に変わります。料理の邪魔をしないので、色々な料理と合わせられる万能食中酒だと思っております。飲み飽きせず、飛良泉の良さを一番感じ取っていただけるお酒だと自負しています。
山廃仕込みのお酒は食中酒に最適です。食べ物と酒の味の調和は重要であり、飛良泉は特に肉料理のような濃厚な食物の味覚に対応できる腰の強い酒ですから、冷やや燗にもマッチします。まずはぜひ、「飛良泉」を飲んでみて下さい。
「飛良泉」の緑の角瓶、目にしたことがある方も多いのではないでしょうか?皆さまの飲まれた感想など、ぜひ投稿やコメント欄でお待ちしております!