今回は信州清酒「川中島」でおなじみの酒蔵、酒千蔵野の杜氏・千野麻里子さんにインタビューをいたしました。酒千蔵野の歴史や、千野さんおすすめの一本などをお聞きしました。
長野県で最も古い酒蔵
酒千蔵野の酒造りは遠く400年以上前に遡ります。武田信玄公と上杉謙信公が数度にわたり相まみえた「川中島合戦」の頃から続く、信州・長野で最も長い歴史と伝統を持つ酒蔵です。醸すお酒はお米の旨味にこだわり、ふくよかな味わいを持たせ、きりっとした酸が心地よく杯が進んでしまいます。契約栽培の他、地元長野の休耕田で杜氏自ら酒米造りをしています。
あの戦国武将も飲んでいた?
私おすすめの一本は、「川中島 純米にごり酒」です。こちらは昔ながらの伝統的なお酒で、先祖代々造り続けてきたものです。武田信玄公と上杉謙信公も、川中島合戦の時に飲まれたであろう…といわれています。事実を知るすべはありませんが、休息の陣に献上されており、戦の疲れを癒したのだとか…。
とても口当たりがよく、お米本来の旨みと甘みを感じることができるお酒です。もろみを丁寧に裏漉ししているので、とろりとした飲み口となっているのも特徴ですね。ぜひ独特の飲み心地をお楽しみいただければと思います。
家族や親しい仲間が集まった、幸せを分かち合う輪に日本酒を加えてもらいたいと思っています。そして、時には親子や友人同士で揉めたりしても、やがて一緒に酒を酌み交わす・・・そういう潤滑油の役目を日本酒が担ってくれればと思います。ぜひ日本酒愛をお願いします!
戦国武将も飲んだと言われる濁り酒、歴史を感じながら味わってみたいと思いました! 皆さまが飲まれた感想も、投稿やコメントでお待ちしています。
11月30日(火)まで 、西武食品館地下1階(中央B7)=スイーツ&ギフト 酒売場におきまして、酒千蔵野の販売会を開催中です。
※飲酒運転ならびに20歳未満の方の飲酒は、法律により禁じられています。