西武池袋本店の明治通りを挟んで設置されている2人が重なりあるブロンズ像。
この像はフランスの彫刻家、ルイ・デルブレの代表作といわれているブロンズ像「大地の像(La Terre)」です。
デルブレは1925年フランス北部生まれ。1945年からパリに移り、彫刻家を目指し1951年「フォネン賞」を受賞。
ロダン、マイヨールに連なる彫刻家との評価を得ているデルブレの代表作であるこの「大地の像(La Terre)」は、ここ池袋にあるものが良く知られておりますが、そのほかにはパリをはじめアメリカにもそれぞれ「大地の像」の別ヴァージョンが設置されているそうです。
「大地の像」が設置される前はどうなっていたの?
ここには当時の西武百貨店が岡本太郎氏に依頼して設置された1964年の東京オリンピックを祝うモニュメント「ビクトリーポール」とギリシャ彫刻「円板投げの像」のレプリカがありました。
東京オリンピック終了後、「この跡地に何らかのモニュメントを」という声を受け、当時の西武百貨店が「大地の像」をフランスからとりよせ池袋東口美観商店会に寄贈し、昭和46年9月に副都心池袋の未来に向けてのシンボルとして設置されました。
池袋駅周辺には様々なオブジェがありますが、皆さんがお気に入っているオブジェは何ですか?ぜひ教えてください!
コメントお待ちしております!