夏の土用・一の丑、7月23日(土)。
いよいよ出番が回ってきました。
主役を張るのは、ふっくらと香ばしい鰻の蒲焼き。
タレの香りに惹き寄せられます。
そして注目は、名脇役をつとめる、薬味の粉山椒。
薬味。
読んで字の如く、食養生としても、味の引き立て役としても、両方を兼ね備えたバイプレイヤー。
土用丑の日の大舞台。
脇を固めるのにふさわしい名役者は、京都・祇園の老舗「原了郭 (はらりょうかく)」の粉山椒。
山椒の実の種や茎を取り除き、丹念に挽いた粉山椒は、”小粒でもぴりりと辛く”、上品で、爽やかな香りで”お重の前の観客”を魅了します。
脂がのった名優・滋養たっぷりの鰻も、さっぱり風味よく。
山椒は、胃腸をあたため、消化を助けるともいわれ、主役を引き立てて、”観客”を最後まで飽きさせません。
イケセイに並ぶ、名店の鰻重や名産の蒲焼き。
せっかくの“奮発”グルメです。脇役・薬味にもこだわりたいものです。
名店の粉山椒との“共演キャスティング”で、夏バテ知らずの夢の食卓を。
(左)●原了郭/粉山椒 四角 (5g) 税込1,430円
(右)●原了郭/粉山椒 袋(小)(5g) 税込648円
■西武食品館地下1階(南)=おかず市場 諸国名産
ー粉山椒 演目あれこれー
名脇役・粉山椒の次なる”晴れ舞台”は、8月4日(木)の夏の土用・二の丑。
”幕間”や“小劇場”、日常で活躍する“演目”も、どうぞ御贔屓に。
■塩と粉山椒で。天ぷらと共演。
■鶏団子に粉山椒。玉ねぎの味噌汁に共演。
■玉子丼に。大人で粋な演出。
■麻婆豆腐に。しびれる演技に惚れ惚れ。
■カステラと共演。新境地を開きます。
こだわりの山椒や薬味、教えてください。
うな重の“付き人”には、奈良漬けを推したい。