50ブランドもの”コックさん”たちが、エキサイティングに腕をふるい、デパチカグルメの出来たての美味しさを支える、デパチカの地下にある地下3階「地下集中厨房」。
デパチカチカ…。そこは、まるで、キッチンスタジアム。
私の記憶が確かならば・・・
2番手は、この道38年のベテランコックさん、中華惣菜「聘珍樓」の鉄人・真壁知裕(まかべ ともひろ)シェフの登場です。
鍋やシンク、床…すべてがピカピカに磨きあげられた「聘珍樓」の厨房。
“厨房がピカピカにきれいな店は料理もうまい。”
真壁シェフの丁寧な仕事ぶりが、すでに、垣間見られます。
ゴングが鳴り、開戦です。
真壁シェフ、いい感じに“育った”鉄鍋を持ち上げました。
「いまから、炒飯を作ります。」
玉じゃくしで油をすくって鍋に馴染ませたら、余分な油をのぞく「油返し」。
そこに、卵を流し入れ、さらにはチャーシュー。
軽く炒めたところで白米をいれたら、ザッザッザッ。
手前から向こう側に滑らす見事な「鍋ふり」。
立ち上がる炎。お米が踊り、宙に舞います。
この技を繰り返すこと、数回。体力勝負です。
お米と具材がよく混ざるよう、パラッと仕上げていきます。
最後に海老に軽く火を通したら、完成ですっ♪
「炒飯は、いっぺんに、作りすぎても、少なすぎてもだめ。
秘訣は、1回に5〜6人前分を作ること。おいしい適量にこだわって、何回にも分けて作っています。」
『聘珍樓チャーハン』1バック税込810円)は、人気No.1の自信作。
真壁シェフと2名のコックさんたちの日々の開戦は、午前6時半。
8種のお弁当を約100食、4〜5種総量約50kg ほどの中華惣菜の準備と調理がはじまります。
人気No.2は『黒酢酢豚』(100g 税込594円)。
「コクがあるのに、キレがある秘伝の黒酢 鎮江酢が決め手です。」
数十年前に、真壁シェフとイケセイ聘珍楼のコックさんたちのアイデアから生み出されたイケセイオリジナル限定メニュー『蒸し鶏とたたき胡瓜』(100g 税込562円)。
数ある全国のデパチカ聘珍樓の中でも、ここイケセイの聘珍樓でしか味わえない味は、人気のロングセラー。
「6月の推しは、『中華涼麺』(1パック税込918円)。麺もタレも自家製です。ヘルシーな具がたっぷり。」
炎の鉄人、オフタイムのクッキング模様は「鍋に向かうのは、たまーにかな。作る時は、やっぱり本格中華。餃子はもちろん手作りです。」
プライベートでは、”たまーに、コックさん”の真壁シェフでした。
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鉄なべふって、コメ舞って。あっというまにコックさん♪
Special thanks to “KUMA-GAHAKU“.
中華総菜「聘珍樓」
「聘珍樓」という店名には、“良き人、素晴らしき人が集まりくる館”の意味が込められているのだそう。中国伝統の味をご家庭でお楽しみください。
■西武食品館地下1階(南A10)=おかず市場 惣菜売場 聘珍樓
「聘珍樓」の真壁シェフに、こんなの食べたいな・・・素材やメニューアイデがありましたら、お声をお寄せください。
次回、デパチカチカの、コックさん。〈♪3番「人形町 今半」〉の“コックさん”登場です。TO BE CONTINUED・・・