細かな間口に並ぶ「レイアウト」。よく見ると今もみられる売場もあれば、見慣れない売場の名前もみられるこの写真 。これは1947年(昭和22年)当時の「武蔵野デパート」当時の売場レイアウトです。
「川魚」に「小間物」、「下駄」から「骨董品」まで!
今では見られないような商品の売場が長さ約30メートルの通路左右に並んでいます。
当時は生活用品の大多数は配給統制下におかれていたので、多くの売場は戦禍で店舗を失った池袋近辺の人々の出店だったそうです。
1947年当時の営業時間は?
さらに資料を紐解くと、当時の営業時間も記載されていました。
なんと、午前9時から午後9時の「12時間営業」!
今よりも1時間早い営業開始時間だったのですね。
1949年にはモルタル2階建ての店舗を建設、同年社名を「株式会社 西武百貨店」に改めました。その後 は1952年に第1期、1954年に第2期の建設工事により、現在の西武池袋本店の形が徐々に出来上がっていくのでした。
【シリーズ「古きを訪ねる」 次回:拡大する西武池袋本店】
お楽しみに!
皆さんが知りたい、聞きたいコトをぜひ教えてください!
また、「懐かしい」や「思い出の情報」など、コメントお待ちしております!