私たちが普段食べているカレー、国民食と言っていいほど親しまれています。ではカレー好きの皆さまに聞きます、カレーとはいったい何でしょう?野菜と肉をスパイスで煮込んだご飯にかけるドロッとした茶色いもの…?そう、的確に説明しようと思うとなかなかに難しいのです。そもそもカレーって何なんだ???
カレーの本場はインド??
カレーとはインド発祥の料理でイギリスから伝わった、とされています。しかしもともとインドには「カレー」という言葉は無かったようです。そもそも「CURRY」は英語。語源には諸説ありますが、インドの言葉ではありません。日本人がカレーと呼ぶインドの人々が食べているものは「ダール」であったり「サーグ」であったり…自分たちではカレーとは呼んでいないのです。
カレーは日本食??
10年以上前に私が初めてアメリカへ行った時、レストランのメニューにカレーが無くて驚きました。てっきりアメリカ人もしょっちゅう食べていると思っていたのですが、違ったようです。ようやく見つけることができたのですが、そこは日本食を出しているお店。日本のカレー店が続々と進出しているように、アメリカではカレーは日本食と思われているのかもしれません。
日本は世界一のカレー大国
つまり国によって「カレー」の捉え方はまったく違うようです。カレーの本場はインドだと考えている人が多いと思いますが、考え方によってはカレーの本場は日本なのです。気軽に、どこでも、さまざまな種類のカレーが食べられる、という意味においては日本は世界一と言っても過言ではありません。だってここまで愛されているメニューなのですから…。
カレーとは何なのか?という問いに私が導き出した答え…それは「作った人がカレーと言ったらカレー」これに尽きると思います。今日も美味しいカレーを作っている人がたくさんいます。これからも日本のカレーのすばらしさを、世界に発信していこうではありませんか!