今月4月に、そごう横浜店にチョコレートショップ「デルレイ」が新たにオープンし、なんとショコラティエでオーナーシェフでもあるベルナール・プルートさんも来店するというではないですか!
チョコ愛区担当としては、ぜひとも直接お話をお伺いしたいと申し入れたところ、快諾をいただき、今回インタビューを行うことができました。たっぷりとお話を伺いましたので、前半・後半に分けて発信いたします。
■デルレイのこだわりを教えてくだい。
― まず何と言ってもデルレイのチョコレートの一番の特徴はその大きさ。他のチョコレートブランドと比べてもサイズが大きいのには理由があります。ボンボンショコラにとって一番大切なのは中のガナッシュ。そのガナッシュを美味しく味わってもらうために、大ぶりなサイズにこだわりました。「一口で大きな感動を」という思いを込めています。滑らかなガナッシュが舌の上でとろけて口の中に広がる幸せをぜひ感じてほしいです。
そしてカカオのこだわりについてですが、出来上がるチョコレートの最終形を想像し、それに合ったカカオを選んでいます。例えば、レモンのような柑橘系のフレーバーのガナッシュには酸味のあるカカオ、ストロベリーなどフルーティーなフレーバーのガナッシュの場合は、もう少しマイルドなものを選ぶ、というように。
また、ダイヤモンドショコラの形は私(オーナー)がデザインしたものでライセンスも取得しています。
これはこぼれ話になりますが、アントワープ本店の近所のいくつかの宝石店のライト(照明)は、ダイヤモンドショコラと同じデザインなのです。
チョコレートづくりにおけるゆるぎないポリシーとしては、ベルギーの伝統的な製法を守りながら、
最高級の素材をつかって美味しいチョコレートを作り続けるということです。
■チョコレート以外の商品を開発して増やしてきたのはどんな想いからですか?
― 元々両親もパティシエでしたし、自分自身もチョコレートからスタートはしましたが、焼き菓子や生ケーキ、アイスクリームなどアイテムを増やしていくことは、ごく自然なことでした。
ベルギーをはじめヨーロッパでは、パティシエ、ショコラティエとセットみたいなもので、どちらかから始めたとしてもチョコレートと焼き菓子を両方作っている人が多いです。
■デルレイスタイルを始めたきっかけを教えてください。
― アントワープの本店で1993年より始めたラウンジでの「デルレイスタイル」は、当時ランチ後にマダム達がスイーツとコーヒーやティーを楽しんでいたことから始めてみました。
いわゆるアフタヌーンティーのようなものでしょうか。コーヒーやティーなどのドリンクと、チョコレートやクッキー、アイスやケーキなどを「少しづつ」選んで楽しんでいただくものです。現在でもランチ後の時間帯に、主にマダム達に楽しんでいただいています。
■ご自身が最も好きなデルレイスタイルの組み合わせを教えてください。
― 私自身は、アールグレイの紅茶に、バニラアイス、カカオガナッシュのダークチョコレートのボンボンショコラがお気に入りです。いたってオーソドックスですよ(笑)
次回【後編】へ続く
【後編はこちらから】
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